皆さん、こんにちは。にしおかです。
6月13日より、珍しいウミウシの仲間である、ヤマトメリベの展示をへんな生きもの研究所で開始しました。
ヤマトメリベが鳥羽水族館へ入館し、私も初めて見た時は非常にテンションが上がりました(笑)
ヤマトメリベには、頭巾と呼ばれる袋のような口部があり、これを使って、小さな甲殻類や小魚などを包み込んで捕らえて食べます。少し分かりにくいですが、ヤマトメリベがラッパのような口を広げ、エサ(赤い丸の中)を捕まえることに成功しています。
見た目だけでも、へんな生きものなのですが、実はこのヤマトメリベ、刺激を与えると強い柑橘系のにおいを出します。早速、ヤマトメリベに触ってにおいを確認してみると、なんとグレープフルーツのようなにおいが・・・!クセになるにおいです(笑)
ヤマトメリベに関して、まだまだ分からないことが沢山ありますので、何か発見出来るように飼育展示を通して、今後調査を続けていこうと思います。
皆さん、迫力満点なヤマトメリベに、是非会いにきてくださいね。
それでは、最後に段々とせまってくるヤマトメリベで終わりたいと思います。
【飼育研究部 にしおか】