やはり抱卵中でした。 08 無脊椎動物2017年11月28日2017年11月28日 もりたき 前回紹介した、熊野灘水深150mで採集された正体不明のタコ。 ボウシュウボラの貝殻にずっと隠れているので、もしやと思って確認してみると… やはり、抱卵中でした。 様子を見ようと貝殻に小窓を開けて判明しました。 母タコと子どもたちのストレスにならないように注意して… 卵は発生が進んでいて、既に発眼しています。 右側の白い部分は卵黄です。 卵径2.3mm×1.0mmの小さな卵なので孵化しても育てるのは難しそうですが… 抱卵中の母タコの姿は見えませんが、この小窓から発生中の卵(胚)の様子は確認できると思います。 ぜひご覧下さい。 【飼育研究部 森滝丈也】 Share