今日は、2年ぶりに熊野灘の沖合底引き網で採集されたイイジマオキヤドカリが入館しました(先日の甚昇丸ではなく別ルートからの入手)
面白いのはこのヤドカリが背負うヤドカリスナギンチャク(の一種)
スナギンチャクはヤドカリが背負う巻貝の上に付着すると徐々に貝殻を溶かしながら成長していくそうで、最終的にはヤドカリは直接スナギンチャクだけを覆う形になるのです。
スナギンチャクは群体性なので、根元は共肉でつながっています。
今回の個体は16本もポリプが生えたスナギンチャクを背負って、かなりのインパクト!
「へんな生きもの感」満載です。
ぜひご覧下さい。
【飼育研究部 森滝丈也】