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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

タコブネ入館→衰弱→卵塊発見→孵化

もりたき氏出張中にて、私の方から報告します。

釣りバカ飼育員つじです。

昨日の話です。

早朝に、いつもの業者さんからタコブネが入館しました。

9/27にも入館していますので、今期二回目となります。

すぐにへん研水槽に入れて様子を見ていたのですが、

夕方には

あー。。。

残念ながら殻から出てしまいました。

相当衰弱していたということでしょう。

そして殻を見ると

卵塊発見

しかも発生がけっこう進んでいる感じ!

おもむろに触ってみると、ブワーーーっと。

ん?

ハッチアウトしだしたのです!

ひとまず殻ごと取り出して

検鏡してみました。

恐らく孵化直前の卵です。

卵径は1.34mmといったところ。

孵化する前から色素胞と眼球がはっきり見られます。

運良く孵化直後の画像も撮れました。

画像では伝えきれませんが、ハフハフと泳いでいます。

現在、仔個体は魚類の稚魚用水槽に収納しました。

孵化した個体は数十個体。孵化直前の卵は1000個くらい?です。

どうやって飼育するのか見当も付きませんが、何か進展がありましたら報告します。

*親個体は12/4午前中に死亡が確認されました。

飼育研究部 辻 晴仁

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