4月9日に沖合底引き網で熊野灘の水深300mから採集したアラウロコクモヒトデ(盤径5mm)
盤の膨らみがずっと気になっていました(矢印)
最近、シダムシ熱が高まってきたので、放っておいたこのアラウロコクモヒトデも解剖して中身を確認してみようと思い立ちました。
盤の表面をそっと剥ぐと…
おぉ!予想通りパラサイトが鎮座しているではないですか(矢印)
興奮しますねぇ。
謎生物はクモヒトデの盤の中心(クモヒトデの口の方)に頭を向け、後方に卵塊を持っています。
何の仲間だろう?コペポーダの仲間?
種類はあらためて調べてみることにします。
【飼育研究部 森滝丈也】