昨日は東大でイソギンチャクを研究している学生さんが来館し、今進めている研究について興味深い話を聞くことができました。
鳥羽の菅島沖水深70mで採集されたカワリギンチャクです。
今年の春に彼の師匠でもあるイソギンチャクの研究者さんを案内した時も、このイソギンチャクに注目されていましたが、系統的になかなか興味深いイソギンチャクのようです。
一般受けする生物ではありませんが、引き続き、へんな生きもの研究所でもひっそりと注目していきたいと思います。
もう一つ注目していたのがこれ。
目立ちすぎるイソギンチャク、センジュイソギンチャクの真理子さん(名前は冗談です)
先月17日に、このイソギンチャクに棲むカクレクマノミが産卵したとお伝えしましたが、26日の朝に孵化したようです。
おーきたくんが稚魚を育てようと張り切ってくれましたが、どうも卵の回収法が悪かったらしく稚魚の育成は失敗したそうです。
ところが、またすぐに産卵しました。
31日の朝に確認しましたが前日の夕方に産卵したのかも知れません。
予定では8日(火)に孵化しそうです。
おーきたくん、よろしくです。
【飼育研究部 森滝丈也】