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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

あのカニが脱皮していました

先日、ウコンハネガイの中にカニらしき生物が隠れているようだ、と飼育日記に書き込みました。

 

そして今朝の見回り時、ふと水槽をのぞいて面白い物を見つけたのです。

それは、まさにあのカニの脱皮殻。

 

回収時に少し崩壊してしまったのですが、これがそうです。

腹甲幅7ミリほど。

この画像は背面から見たもので、腹甲は開いて下側にぶら下がった形になっています。

脚はほとんど失われていましたが、脚の付け根を見ると歩脚が4対あったようなので、どうやらこいつはカニダマシ類ではなくカニの仲間のようです。

 

面白いのは甲羅の形。

縁(周囲)が反り返り、中央にキール状(あるいは背ビレ、またはウルトラマンの頭のような)の隆起があるのです。

 

こちらは正面から見た画像です。

かなりユニークな姿をしたカニであることは明らかになったのですが、またしても正体はわからず…

謎は深まるばかり…

すみません。またまた宿題にさせて下さい。

あらためてじっくり調べます。

↑ 背面からの画像。口は下方になります。

(3/4 正体が判明しました。 どうやらセスジピンノのようです)

 

 

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