さて、先日来館したウミサボテンですが、
予想とは裏腹に、昼間にポリプを開いたため、
急きょ照明を取りつけました。
なぜか?というと、
実は、今回のウミサボテンは外国産(マニラ)でした。
そこで、もしかしたらミナミウミサボテンか?っと思ったからです。
というのも、ミナミウミサボテンは褐虫藻を体内に取り込んでいるため、
日照下でポリプを開くという情報があった為です。
照明を入れると確かによく開いた・・・
けど、この2個体、同種なのでしょうか?
外観は明らかに違うし、それに色が薄い。とくにB(右)。
褐虫藻がいたらもう少し茶色では?
っともりたきさんからも助言をいただきました。
Aのポリプ
アルテミアを給餌するとポリプをゆっくりと閉じて、
捕食する姿を確認しました。(アルテミアまではピント合いませんでした)
Bのポリプ
すごく小さいのですが、
照明をつけてから確認出来るようになりました。
というように、同定までは至っていませんが、
照明があったほうが2個体とも調子は良さそうです。
ウミサボテンの展示ですが、7月中ごろ開始予定です。
先日、送っていただいた業者さんとお話したのですが、
サイズの異なるウミサボテンがまだありますよーとのこと・・・
こりゃ種の同定が大変だ(笑)