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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

伊勢志摩の海事情(メッキがやってきた。。)

本日の潜水中、チョウザメに尾びれでビンタをくらいました。

どーも、釣りバカ飼育員のつじです。

みなさんは「死滅回遊魚」という言葉を聞いたことがありますか?

簡単に説明すると、

南方の暖かい海の魚(特に幼魚)が黒潮に乗って日本近海にやってきて、

餌を食べて成長するが、もともとは暖かい海の魚なので、

日本の冬場の海水温に耐えられなくて死滅していく・・・

といった魚たちのことを言います。

その代表魚種が「メッキアジ」です。実はこれ、正式名ではなく、

①ギンガメアジ や ②ロウニンアジ の幼魚のことを呼ぶ俗語です。

で、この伊勢志摩地方では、9月、10月が彼らがやってくる最盛期なので、

偵察に行ってきました。もちろん釣りです(笑)

いました!まずはギンガメアジ。

尾びれの末端が黒いのが特徴です。

続いて、ロウニンアジもいました!

尾びれの下葉の末端だけが黄色いのが特徴です。

このほかにも、

コトヒキ。

アカカマス。

スズキの幼魚。

色々な魚が入り乱れるこの海の状況はもう秋です。

残暑厳しいですが、もう秋はすぐそこだなあ・・・

と感じていた釣りバカ飼育員でした。(笑)

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