昨日の閉館後のこと。 数日前から気になっていた標本を検鏡しようとイソイソと顕微鏡前に座ると、背後から「何を見るんですか?」と興味津々の声が。 声をかけてきたのは、今、水族館に実習に来ている専門学校の学生さん(女性)でした
年: 2017年
正体不明イソギンチャクの展示を終了しました
先日の飼育日記で紹介した熊野灘の沖合底引き網で水深300mより採集したオレンジ色のイソギンチャク。 研究者も初めて見るイソギンチャクで、今のところ種類はもちろん、どの仲間に所属するのかも不明… 生きているう
フクロムシを展示しました
フクロムシに寄生されたヒシガニが入館したので、さっそくへんな生きもの研究所で展示しました。 フクロムシは体節構造を全く持ちませんが甲殻類の一員で、同じ甲殻類であるカニやエビなどに寄生します。 カニの外側に見えている袋状の
春の磯でオカダウミウシに会う
久しぶりに春の磯に出かけました。 水族館からすぐ近く。 時期が良いとたくさんの生きものに出会うことができる磯ですが、まだ少し早かったのか、目立った生きものには出会えずじまい… そんな中、オカダウミウシをたくさん見つけまし
正体不明イソギンチャクを展示しました
熊野灘の沖合底引き網で水深300mより採集したオレンジ色のイソギンチャク。 研究者も初めて見るイソギンチャクだそうで、今のところ種類はもちろん、どの仲間に所属するのかもわからない… そんな正体不明イソギンチ
普段は外套膜に覆われています
日本で採集されるタカラガイのうち、ニッポンダカラ、オトメダカラ、テラマチダカラの3種は、その美しさと希少性から日本三名宝と呼ばれています。 貝殻は陶器のようにツルツルです。 でも、へんな生きもの研究所で飼育中のニッポンダ
再びのヒゲウミシダのスイクチムシ
北方系のヒゲウミシダは環北極圏を中心に分布する世界最大のウミシダです。腕長は少なくとも20cm以上なので腕を広げれば端から端まで50cmに達するほど。 日本海側や関東以北の水族館で展示している個体は立派で見応えがあります