熊野灘の沖合底引き網で水深300mより採集したオレンジ色のイソギンチャク。
研究者も初めて見るイソギンチャクだそうで、今のところ種類はもちろん、どの仲間に所属するのかもわからない…
そんな正体不明イソギンチャクですが、生きているうちに見ていただこうと、さっそく先日の金曜日から へんな生きもの研究所で展示開始しました(サガミモガニ水槽内)
移動直後は縮んでいましたが、徐々に慣れてきたのか触手を伸ばしてきました。
かなりシンプルな姿をしていて、原始的なイソギンチャクのような印象。
今はひとまず元気ですが、このまま安定して飼育できるか不明です。
ご覧になりたい方はお早めにどうぞ~。
【飼育研究部 森滝丈也】
2017.04.10に死亡を確認したため展示は終了しました。