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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

りにゅうのおはなし。

りにゅうのおはなし。

皆さんこんにちは、やはたです。

 

今回も引き続きカリフォルニアアシカ「きいと」の離乳のお話です!

(前回の日記→https://aquarium.co.jp/diary/2022/04/58178

 

 

前回は12月頃までのお話でしたがそれから約1ヶ月半、進展はなくきいとの体重も順調に増えていました。

1月末の体重は約28.0kg。生まれたときの約4倍です。

 

体重が増えているのでお腹も空かないのか、食べる気配はなし。

投げてキャッチしたり、吐き出したり。

どうしようか、と悩んでいた時にある変化が!

毎週0.5~1.0㎏ずつ増えていた体重が0.1㎏しか増えない週がありました。

定期的に行っている授乳観察から、母シルクが授乳していない日があることが判明。

 

《え、シルクちゃん子育てしてないの?》

そう思う方がいるかもしれませんが、これは授乳を拒否したり子育てをしていないわけではなく

きいとの日中の運動量が成長に伴い増え、授乳時間に寝ていたり、プールで遊んだりしているからなんです。

 

ちなみに野生のカリフォルニアアシカの授乳期間は約10ヶ月から1年といわれており徐々に授乳回数や時間は減っていきます(個体差はあります)。

↑ちなみにきいとはこの時点で生後8ヶ月くらい

なので、授乳していないから悪い!ということではないんです。

 

ということで早速日中の離乳練習の時間を増やしてみることに。

 

その結果、、、

は、次回に!

きいとはお魚を食べるようになるんでしょうか?

乞うご期待!

 

【飼育研究部 やはた】

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