3月になり、一気に暖かくなりました。
春と言えば、コブシメの赤ちゃんの季節。コブシメの卵を見ると、もう春が来るなあと毎年感じます。
コブシメは、沖縄などの温かい海に生息する大型のコウイカの仲間で、初冬から繁殖期を迎えます。
これは予備水槽で飼育している卵ですが、上の二つは孵化するまでにまだ10日以上はかかりそうな卵で、下の卵はいつ生まれてもOKな状態です。
赤ちゃんが卵の中で全長1.5cmくらいまで大きくなると、毎朝、今日は生まれてるかな?と気になります。
同じ状態の卵に見えても、赤ちゃんにも個体差があって、何日待っても生まれないときがありますが、そんなときは飼育係が卵を破って孵化させています。
また、展示水槽に出たら、お知らせしますね。
【飼育研究部 つぼんぬ】