こんにちは、ろっきーです。
今回は「へんな生きもの研究所」のアマモ水槽で産まれた生きものについてのお話です。
この子が今回の主役。何だか分かりますか?
これ実は【アシナガモエビモドキ】というエビのゾエア幼生なんです。※ゾエア幼生とはエビやカニの幼生期間の内、1つの段階における名称です。
簡単に言うとエビの赤ちゃんです。この様にへんてこな姿で産まれてきます。
可愛いでしょ??
こちらが親エビの姿で、皆さんがよく知るエビの姿をしています。小さい頃にあんな姿をしていたなんて想像できませんよね。成長ってすごい、、
産まれた直後の大きさは2.0mm程で何度も脱皮を繰り返し、エビの姿へと変体していきます。幼生を回収したのは今年の1月だったのですが、あまりにも小さいので展示することは出来ませんでした。
しかし、ようやく1cm程の稚エビにまで成長することができましたので、この度アマモ水槽で展示することになりました!
この様に、アマモ水槽に取り付けた小さなケース内で展示しています。ご来館された際には是非会いに来て下さい。
ちなみに、こちらは有名な【キンチャクガニ】。イソギンチャクを持つ姿から、ボクサーガニやチアリーダーなんて呼ばれることもあります。
そしてこちらが産まれた直後のゾエア幼生の姿。
えっ?!?!
この頃はまさか自分が将来、ポンポンを持った可愛い姿になるとは思ってもいないでしょうね、、笑
【飼育研究部 ろっきー】