前回の飼育日記で紹介したエビヤドリムシが少しイメージしにくかったかもしれないので、ヒゲナガエビに寄生しているエビヤドリムシの一種の画像を載せておきます。
エビヤドリムシの仲間は主にエビの鰓室に寄生するため、寄生されるとエビの胸甲は大きく膨らみます(画像は甲をはがして中身が見えるようにしてあります)。
エビヤドリムシはこちらに腹を向けた格好。
その腹部には小さなオスが一緒にいて、いつもペアになっています。
エビヤドリムシはオオグソクムシやダイオウグソクムシと同じ等脚類ですが、寄生性のため姿がかなり変形しているように見えますね。
【飼育研究部 森滝丈也】