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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

2024年、キバの日。

2024年、キバの日。

皆さん明けましておめでとうございます、ともちゃんです。

 

図らずも、今年の年末年始にかけての鳥羽水族館の飼育日記は、ともちゃんで終わりともちゃんで始まることになりました。

年始はとても暖かい鳥羽です。

今年も1月1日(キバの日←勝手に命名)にセイウチたちのキバの測定をしました。

ポウちゃんのキバ測定。

 

ポウちゃん

右:43.5cm(+2.0cm)

左:43.0cm(+1.0cm)

 

ツララ

右:20.5cm(+2.0cm)

左:22.5cm(+1.5cm)

 

2頭ともキバは伸びていました。

セイウチのキバは生涯伸び続けますが、野生だと同種間の闘争や、採餌時の摩耗などによって擦り減ったりします。

飼育下ではしっかりとケアしてあげれば長く綺麗なキバに保つことも可能です。

 

キバはセイウチたちのシンボルです。

飼育下のセイウチはキバの疾病(歯髄炎)などで抜歯したり、海外の水族館ではキバに金属製のキャップをして削れたりするのを予防しているところもありますが、ポウちゃんとツララは綺麗に伸びていますので、今後も丁寧なケアをしていきたいと思います。

 

 

いやはや、2024年も始まりました。

皆様にとって、セイウチが、生きものが、そして水族館がもっと魅力的な存在となれるようなお手伝いをしていければと思います。

2024年も素晴らしい1年となりますように。

 

【飼育研究部 ともちゃん】

 

 

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