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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

飼育員という仕事

飼育員という仕事

僕たち飼育員には、動物の飼育以外にも大事な仕事があります。

その1つが、鳥羽水族館に来てくれる小学生に

生き物のことや飼育員のお仕事について伝える「教養セミナー」です。

 

セミナーの最後には毎回質問コーナーがあるのですが

今日はその中で心に残ったものを紹介します。

 

まず聞かれた質問は

「飼育員をやっていて大変だったことはなんですか?」

僕はすぐに

「初めてアシカショーにデビューする時が大変だったかな」と答えました。

 

その次に

「じゃぁ逆に1番嬉しかったことは?」

という質問がきました。

 

「んー1番かぁーー」

僕はしばらく考えましたが、嬉しかったことが多すぎて結局選べませんでした。

でもこれだけは答えることができました。

 

「飼育員は大変なことや悲しいこともあるし、とっても体力を使うお仕事です。」

「でもそれ以上に毎日動物たちと触れ合えたり、たくさんのお客様に水族館を楽しんでもらえるようお手伝いができたり、チームのみんなと協力して楽しくお仕事ができたり、毎日とっても嬉しくて幸せです。」

質問をくれた子は、将来動物園の飼育員になるのが夢だったようで

「話を聞いてもっと飼育員になりたいと思いました。」

と言ってくれました!

 

こういう言葉を聞けることが

何よりも1番嬉しい瞬間なのかもしれません!

 

将来飼育員を目指す子供達だけでなく

純粋に水族館を楽しみに来てくれるお客様に生き物の賢さや能力伝えることができる飼育員という仕事の素晴らしさに

改めて気づかされた時間となりました。

 

鳥羽水族館では魅力あるたくさんの生き物たちが待っていますので

是非皆さん遊びに来てくださいね♪

 

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