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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

なぜ毒があるのかなぁ?

なぜ毒があるのかなぁ?

もうすぐ夏休みも終わりですねぇ

お陰様で鳥羽水族館の夏イベント【超危険生物水族館2】は、連日たくさんのお客様に見ていただいております。

担当したイベント担当の1人としてはとても嬉しいことです。

今日ご紹介する魚は、オコゼの仲間【オニダルマオコゼ】と【オニオコゼ】です。

↑ 【オニダルマオコゼ】

↑ 【オニオコゼ】

どちらも地味な体色をしていますね。

泳ぎ回るよりも海底で、じっとしている事が多いお魚さんです。

彼らの背びれのトゲには毒があります。

間違って踏みつけようものなら、毒が注入されて大変な事になります。

実際、オニダルマオコゼに刺されて亡くなった方もいるくらいですから…要注意です。

でも…不思議に思うのは、なぜ毒を持つようになったんでしょうね、彼らは。

体が小さくて大きな魚に狙われるワケでもないですし、どちらかと言えば捕食者側の魚ですからねぇ。

謎です。実に不思議です。

あ~でも、【オニダルマオコゼ】も【オニオコゼ】も食べるととっても美味しい高級魚なんです。

結局のところ、そんな毒がある魚でも食べてしまう人間が要注意な存在なのかもしれません。

イベントは9月19日まで。未見の方はぜひご来館ください。

【飼育研究部 たかむら】

 

 

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