予備水槽で種類不明のヨコエビを発見しました。うひょー!
おそらく先月、熊野灘の沖合底曳き網で採集したものだと思われます。
このヨコエビ、先日の宿直の夜にクマサカガイの貝殻の中から出歩いているところを見かけたものですが、どうやら普段は貝殻の奥に隠れる習性があるようです。日中に姿を見かけることはなく、存在に全く気付きませんでした(予備水槽は昼夜ともほぼほぼ真っ暗ですが)。
割と大きなサイズなので(と言っても1.5cmほどですが)展示の可能性を考えましたが、普段からクマサカガイの貝殻の奥に隠れる習性があるなら展示は難しいか…
ひとまず、貝殻の一部をバリバリ割ってヨコエビが隠れてもなんとか見える(可能性がある)ように加工して、展示してみました。
う~ん、どうでしょう。「展示」になっていないか…
ひとまずヨコエビの新居はへんな生きもの研究所アパート水槽のクマサカガイ水槽です。
種類については、引き続き調べていきます。
【飼育研究部 森滝丈也】