2月2日、近所の漁師さんから「ウミガメが網にかかったがぐったりしている。何とか助けてもらえないか」との連絡が入りました。すぐに現地へ駆けつけたところ、全長50センチほどのアオウミガメの子供が魚市場のカゴに収容されていました。触っても動く様子はなく、確かに弱っているようですが、目が半分開いており、何とか行けそうな感蝕でした。
水深や漁法から推測すると多量に水を飲んだ可能性があったため、水族館へ運び注射をし、水をはらずに容器で一晩様子を見てみました。翌日もあまり元気はなかったのですが、大きなプールに放してみたところ、思った以上に泳いでくれました。その後も注射を続け、元気になったと判断されたため、2月6日に沖合まで運び、放流してやりました。
海に放されたアオウミガメはすぐに元気に泳ぎだし、一目散に海中へと泳ぎさっていきました。無事に海に戻すことができ、本当に嬉しいかぎりです。いやー、今から竜宮城が楽しみです・・・。
わかばやし