先日の日曜日は恒例の熊野灘沖合い底引き網生物採集に出掛けていました。
色々と採集できたのですが、久しぶりに遭遇したのはカゴカマスの口の中に寄生したウオノエ!
ウオノエ好きの私としてはテンションが上がります。
かわえぇ!
今回の個体は成熟したメスでした。
カゴカマス自体はあまりまとまって獲れる魚種ではないので、このウオノエに遭遇する機会もほとんどありません。これまでに2016年に4回採集していますが、今回はそれ以来久しぶりの5回目になります。
4回目は12月でした。
いつも思うのですが…こんな大きなウオノエが口の中にいて、カゴカマスは餌に困らないのでしょうかねぇ。
ちなみに、以前、このウオノエについて研究者に問い合わせてみたことがあるのですが、どうやらカゴカマスに寄生するウオノエはこれまでに報告はないようです。
もしかしたら珍しい種類である可能性もあるかも…。期待が高まります(笑)
【飼育研究部 森滝丈也】