へんな生きもの研究所で甲幅が3cmほどの小さなイガグリガニを展示しています。
最近、このイガグリガニの少し変わった餌の食べ方に気付きました。
餌の むきアサリを与えても、直後は決まって無反応なのに、翌日見るとしっかり掴んで ちまちまと食べています。
どうやら、イガグリガニは時間を置いてから食べ始める習性があるようです。
次の日もアサリは持ったままで、相変わらずちまちま食べ続けています(笑)(背後にあるのはジクネカイメン属の一種)
給餌日は月曜と金曜の週二回。
給餌日以外の日にちまちま食べ続けている格好になります。
もしかしたら、イガグリガニはスカベンジャー(腐肉食)の傾向が強いのかもしれません。
ちまちまスカベンジャーか(笑)
他の水槽には普通サイズのイガグリガニを飼育していますが、ここでも給餌後しばらくは餌を放置しておいた方が良いのかも知れません。
【飼育研究部 森滝丈也】