こんばんわ!!
カメラがー!
楽しすぎー!w
シミズです!w
本日は、いつも飼育日記をご愛読頂いている読者様からリクエストがありましたのでー!
「アシカ祭り」を開催したいと思います!!
が、ただアシカをダーっと並べても面白くないので。
アシカの仲間の「ミナミアフリカオットセイ」のウーちゃんにご協力いただき。
アシカの体について超簡単に解説していきたいと思います!
いつも眠そうにしている、超超マイペースな女の子w
私は、セイウチ達とザリガニ達を主に担当しておりますが、この「ウーちゃん」も特別に担当しております。
ニコ生時に連れていった子はこの子です。
この子とも、もう5年近く一緒にいますね。
可愛いやつです♪
ちなみに、昨年お母さんになりました♪
さて、「ミナミアフリカオットセイ」はアシカの仲間です。
皆様がよくごっちゃになってしまう「鰭脚類」の仲間達。
読んで字のごとく、脚がヒレになっている子達です。
これらは、大きく分けて「アシカ」「アザラシ」「セイウチ」となります。
鳥羽水族館に暮らしている鰭脚類をこれに当てはめますと、
アシカ → トド カリフォルニアアシカ オタリア ミナミアフリカオットセイ
アザラシ → ゴマフアザラシ ハイイロアザラシ バイカルアザラシ
セイウチ → ポウちゃん♪ クウちゃん♪
今日は「アシカ祭り」ですので、ウーちゃん写真のみで違いも紹介していきましょう。
まず、アシカの仲間は「耳たぶ」があります。
ちょこんと、可愛らしいものが顔の横にあり、これの付け根に耳穴があります。
アザラシは穴が開いているだけで、耳たぶはありません。
セイウチも、穴が開いているだけ。
次に、「ヒゲ」。
アシカはみんなこんな感じ。
アシカショーなどで、よくアシカがボールを鼻先に乗せていることがあると思いますが、ほとんどの子達はこのヒゲをピンと立てて、鼻とヒゲでバランスをとっています。
アザラシのヒゲも似たような感じ。
セイウチは、約500本生えてますので全然見た目が違います。
そういや遠藤さん。 「30本以上数えられませんでした!泣 途中で睡魔が・・・泣」 って言ってたなー・・・w
次は、「口」。
口の中は、以前特集しましたね!
7月11日の飼育日記をご覧ください♪
続きましてー、「前脚」。
大きなオールみたいになってます。
アシカの仲間は、水中で泳ぐときはほとんど前脚しか使いません。鳥が飛んでいるように泳ぎます。
アザラシの仲間は、泳ぐときは後脚しか使いません。エビフライにしか見えませんw
セイウチは、泳ぐときは両方使います。かっけーw
ついでに「後脚」。
前脚にくらべて、しっかりとした爪がありますね。
この爪は、体をかいたりするときに使っています。
犬や猫が後ろ足で頭掻いたりするのと同じ動きをします。
アザラシも、セイウチも後脚にしっかりとした爪があります。
アザラシは、前脚にもしっかりとした爪があります。
最後に、「体毛」。
超マクロ撮影を可能にしたコンデジさんに感謝!w
これはちょっと面白くて、よく見ていただくと2種類の毛が確認できると思います。
アシカもアザラシもこのように2種類の毛が生えています。
が、普通は「黒く硬そうな毛が1本」に対して、「柔らかそうな茶色の毛が5本」ほどの割合で生えているんですが。
オットセイはなんと「硬い毛1本」に対して「柔らかい毛が50本」ほど生えております。
これは、冷たい海水が皮膚に直接触れないように、このような構造になっています。
ちなみに、セイウチは1種類しか毛が生えていない様子。
以上です!
いかがでしたでしょうか。
ウーちゃんの体を隅々まで堪能していただけましたでしょうかw
いや、「鰭脚類」の違いがわかっていただけましたでしょうかw
水族館にご来館の際は、ちょっと気にして見てみてください。
アシカかアザラシかセイウチかすぐわかると思いますよ♪
文字数多・・・w
最後に。
リクエストいただいた動物大好きな女の子へ。
お誕生日おめでとう!!
P.S
いやー。 コンデジ買ってよかった。
今回の写真も、左手にコンデジ、右手で「待て」のサイン、という荒業が出来たからこそ実現した企画。
「待て」が得意なウーちゃんとコンデジに感謝!w