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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

知ってるようで知らないクラゲ

知ってるようで知らないクラゲ

みなさん、クラゲって知ってます?

半透明で、海にフワフワ漂っているヤツ。ざっくりこんな感じでしょうか?

 

でも実は、淡水にもいる(マミズクラゲ)。泳がないのもいる(ずっとイソギンチャクみたいなやつ)。

毒あるやつも、ないやつもいる。魚食べるやつ、プランクトン食うやつ、クラゲ食べるやつ、食べれるやつ。クラゲって名前でもクラゲじゃないやつもいる(ゾウクラゲなど)。

分類的には刺胞動物門、広意義には有櫛動物門(クシクラゲ)を含む…とあります。

 

そこで、代表的なミズクラゲ(刺胞)、カブトクラゲ(有櫛)で比較してみましょう!

【ミズクラゲ】触手に刺胞があります。が、刺されてもあまり痛みを感じません。

触手を拡大!

これはまだ毒が発射される前です。ツブツブのカプセルが刺胞!

刺激を与えると、この通り!刺糸と呼ばれる部分が飛び出します!見てるだけでなんか痛そう。

 

【カブトクラゲ】刺胞をもたず、櫛板をもつ

櫛板という繊毛の束(数万本)が光を反射して虹色になるという。顕微鏡を覗くと…

櫛っぽく写すのに苦労しました。汗

この部分がキラキラの美しい構造色を生み出します。

同じクラゲといっても、この2種類だけでも全然違いますよね!いやぁ奥が深い。

クラゲの不思議な魅力、少しでも伝わりましたか?

 

飼育研究部【りゅー】

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