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先日、へんな生きもの研究所のアパート水槽（冷水系）に、ミカワエビが新たに入居しました。先月28日に熊野灘の水深280ｍで採集した、かわいらしいエビです。体長5㎝ほど。
決して珍しい種類ではありませんが、底引き網でもまとまった数が一度に採れることはないので、水族館で見かける機会は少ないかもしれません。
特徴的なのは、大きな頭（頭胸部）と、ほぼ2頭身に見えるフォルム。パッチリした目もキュートですね。個人的にも、お気に入りの「推しエビ」です。
今回採集した個体は、なかなか状態が良さそうなので、皆さんもへんな生きもの研究所にお越しの際は、是非、ご覧になってください。
アパート水槽（冷水系）の上段、左から5番目（5号室）に入居しています。
ちなみに、ほとんど動きません。
和名の「ミカワエビ」は、愛知県東部の三河地方に由来するそうですが、蒲郡あたりの底引き網漁船でも採集されるので、この名前が付けられたのでしょうね。
【飼育研究部 森滝丈也】
