絶賛開催中の「貝展 こんなんおったんカイ!」で展示中の貝たちを紹介!
第4回目は「タイラギ」をご紹介します。
タイラギは大きな三角形の貝殻が特徴的な二枚貝で、トガった先を下にして海底に突き刺さって生活するという、少し変わった生態をしています。
海底に埋まっているトガった先には繊維状の足糸を持ち、これを海底の石や岩に接着させることで、体を固定しています。
ご覧の通り非常に大きな貝殻をしていますが、そのほとんどが海底に埋まってしまっています。
見た目はトガッていますが、案外内気なのでしょうかね(^^;
高級食材として知られ貝柱はホタテに似ているそうですが、より身がしまっていて歯ごたえがあり、濃厚な旨みがあるのが特徴だそうです。
ちなみにこのタイラギは水族館スタッフのお知り合いの海士さん(あま:海で魚介類や海藻を潜って採る方、女性の場合は海女と書く)が貝展のためだけに採ってきてくださったものなんです!
足糸が取れないよう丁寧に砂を掻き分けて採ってくださったおかげで、無事長生きしてくれています。
今しか見られないタイラギ!ぜひ写真を撮って「#トバスイの貝展がアツい」を入れて、SNSにアップしてくださいね!!
【飼育研究部 ホリ】








