8年ぶりにテナガオオホモラ Paromola macrochira が入館したとお伝えしましたが、同じ水槽には同属のオオホモラ Paromola japonica もいます。同じホモラの仲間なので、こちらも第4歩脚が上を向いています。
このオオホモラは愛知県の竹島水族館さんとの生物交換でやってきました。同じ海域に生息するカニですが、オオホモラよりもテナガオオホモラの方がレアですね。
ちなみに、オオホモラは「体が大きいホモラ」、テナガオオホモラは「極端に脚が長いホモラ」ということで命名されたようですが…
比較してみると分かるように、オオホモラの方が小型だし、テナガオオホモラも大して脚は長くはないと思います(笑)
【飼育研究部 森滝丈也】