先日、はるばる岡山からオウムガイに会いたいと5歳の女の子がご両親と一緒に来館されました。たまたま、へんな生きもの研究所で出会ったのですが、オウムガイが見たいということだったので、そのまま古代の海ゾーンまで案内しました。
夏休みなどに合わせて、遠方からオウムガイの話を聞きに来られる方はこれまでに何人もいましたが、5歳は最年少記録かも知れません。
この女の子は先にアンモナイトを知り、そこからオウムガイが大好きになったそうです。3歳の頃からオウムガイに会いたいと言い続けて、ようやく鳥羽水族館へ来ることができたそうです。
解説を交えながら一緒にオウムガイをじっくり観察しました。
帰宅後、水族館で撮影した動画を繰り返し見て、口周囲に興味を持つようになった女の子は“カラストンビ”や“漏斗”の名称を覚えたとか。これはなかなか有望です(笑)
これからもオウムガイをずっと好きでいてくれると嬉しいです。私もこれからもオウムガイの魅力を語っていきます。
その後、かわいい絵が届きました。
【飼育研究部 森滝丈也】