皆さんこんにちは、ともちゃんです。
先日セイウチたちの調餌(エサの準備)をしていたら、いつも7.8cmくらいのスプラット(ニシン科の魚、オイルサーディンの原料です)の大きいやつが混じっていました。
大きさで言うと12.3cmほどありました。
モノが悪いわけではないので、ポウちゃんにあげてみました。
ポウちゃんは特に気にする事もなくスルスル食べておりました(^^)
そして、ここからがポイント…。
エサとして与えている魚は、だいたい大きさが均等です。
ですが、生きている魚を冷凍したものを解凍して使っているので、漁獲時期や場所の変更で大きさや栄養素が変わることも日常茶飯事。
いつもとちょっと違う魚をあげる時、個体差がありますが気にして食べなかったりすることがあります。
毎日口にするモノなので、彼らなりに口当たりや喉越しなどの判断をしているのは当然です。
いつもと違う魚をいつものように与えたい飼育員と、いつもと違う魚なので少し警戒している動物たち。
そういう時のために「違う魚でも食べてもらえるトレーニング」をするのは重要です。
セイウチたちには、いつも与えるエサの大きさや種類に変化をつけることで「飼育員がくれる魚は大丈夫!」というイメージ付けを日々行っています。
【飼育研究部 ともちゃん】