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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

サンゴ水槽をLED照明に交換しました

エントランスホールにある、完成から今年で18年を迎えるサンゴ水槽。

ここで展示しているサンゴ(造礁サンゴ)は体内に褐虫藻を共生させているので、光合成をおこなって成長します。そこで、これまでこの水槽では照明に高輝度のメタルハライドランプ(1000w)を16基使用していました。この通称メタハラは屋内のサンゴ飼育ではよく使用されてきた照明ですが、この水槽ほど規模になると消費電力量がバカになりません…

最近では、消費電力量が少ない、エコなLED照明もサンゴ飼育に適した良いものがどんどん開発されてきています。そこで、今回、サンゴ水槽の照明をLEDメインに変更することになりました(他の水槽は数年前から順次変更中です)

交換前

交換後

メタハラとLED照明では光の性質が異なるので、交換後の見た目の変化が気になりましたが、ひとまず大きな違和感はなく、一安心です。

あとは、サンゴがこれまでと同じように(あるいはそれ以上に)元気に成長するよう、注意深く飼育・観察をしていきます。

【飼育研究部 森滝丈也】

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