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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

僕の私のやさしいヒレアシ学入門④

皆さまこんにちは。

今回もアシカの仲間の紹介をしていきましょう。

 

今回紹介するのは「カリフォルニアアシカ」です。

(オスのカリフォルニアアシカ)

 

名前の通り北アメリカ大陸の西海岸、カリフォルニア湾を中心に広く生息しているアシカの仲間です。

(完全に余談ですが、繁殖地でもあるカリフォルニア州サンタバーバラと鳥羽市は姉妹都市提携を結んでいます。)

 

水族館や動物園ではとてもポピュラーなアシカで日本全国様々な場所で飼育されていますので、皆さんも一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか。

アシカショーでもよく活躍しています。

 

オスは体重が最大で350㎏、メスは100㎏程になります。

(メスのカリフォルニアアシカ)

 

身体の見た目は全体的につるんとしたキレイな毛並みをしていて、大人のオスのおでこがコブのように大きく膨らんでいるのが特徴です。

 

かつて日本の近海に広く分布していた二ホンアシカは非常に近い種類で、見た目はほとんど同じだったようですが体格は二ホンアシカのほうが大きかったようです。

こんなにも体の大きな海獣が群れで暮らす様子を間近で見られたらと思うと胸が躍りますが、残念ながら現在は絶滅したと考えられています。

 

アシカの仲間の紹介はまだまだ続きます。

 

【飼育研究部 まえだ】

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