前回の飼育日記でバラ色のムンナ?の話題が書き込みましたが、あれはどうやらムンナではなくヨコエビの仲間のようです。何人かの研究者からご指摘いただきました。すみません、訂正します。種類は不明なのでこれから特定できれば…と考えています。
さて、もうひとつバラ色(ピンク)な生物の話題です。
先週、志摩半島の漁師からもらった小さな岩に直径1cmほどのイソギンチャクのような生物にいることに気がつきました。
正体不明なので、さっそくへんな生きもの研究所で展示・経過観察です。
当初、ウメボシイソギンチャクの仲間かと思っていたのですが…。1週間経過して、本日ようやく触手を広げ始めました。
…おぉ!(スマホ撮影のため画質は少し荒くなっています)なんとイソギンチャクではなくホネナシサンゴの仲間です(種類までは特定できませんが)。
これは鳥羽水族館では搬入記録がない種類かも。ちょっと得した気分ですね。
へんな生きもの研究所アパート水槽24号室で展示しています(ヒメセミエビと同居)
ぜひ、ご覧下さい。
【飼育研究部 森滝丈也】