へんな生きもの研究所で展示中の横綱(ヨコヅナクマムシ)が休場か…!?となり、すぐ近くの植え込みで新弟子クマムシを探した顛末を先日の飼育日記に書き込みました。
ここは、めぼしいクマムシはいないだろうな、と思っていた場所でしたが…
昨日、あらためて確認すると、トゲクマムシの仲間がいました!(普通種なのでそれほど驚くことはないのですが、あまり見かけません)
体長0.24mm。ヨコヅナクマムシや“白クマムシ”とは異なるグループ「異クマムシ類」のトゲクマムシの仲間です。
とても好きなクマムシです。
全身がクチクラ質のぶ厚い背甲板に覆われて、4対の脚先には熊手のような鋭い爪。このメカニカルな重装備感にしびれます!
写真が上手く撮れなかったのは残念ですが(体が重厚なので撮影が困難)生の姿は興奮もの!
小さな「王蟲」のようです。
ムッチリとした体にヨロイをまとったようなボンデージ感(?)に萌えませんか。私は萌えます。
この仲間は飼育法がまだ確立されていないようなので、こいつが飼育できたら凄いんですけどね。
【飼育研究部 森滝丈也】