多くのウミウシ類は、特定の入手が難しい餌しか食べない種類が多く(狭食性)、長期飼育はなかなか困難。
そんな中、長期飼育が比較的容易なウミウシのひとつがヒカリウミウシ。
本種は自然界ではフサコケムシを餌にしていますが、、飼育下ではオキアミの摂餌も報告されている等、おそらく比較的何でも食べるタイプ(広食性)。
とは言え、私自身はこれまでにヒカリウミウシがオキアミを食べる姿を確認したことはありません。
与えた餌が翌日には全て無くなっていたので、ひそかに食べているのだろうと推測していました。
それが今日は、よほど空腹だったらしく、オキアミを投入すると摂餌モード全開。
なかなかの食いっぷり。
こんな広食性の種類ばかりならウミウシの飼育展示も簡単なのですが。
【飼育研究部 森滝丈也】