皆さん、こんにちは!
だいぶ涼しくなってきた今日この頃。
食欲の秋、読書の秋、実りの秋などなど。
いい季節ですね〜🍁さつまいもや栗が食べたい🤤りゅうざきです。
さてさて、個人的に秋が大好きな一方で毎年あることに悩まされています。
それは、担当している爬虫類の餌食いが落ちてしまうことです。
気温が下がるにつれて、生きものたちの代謝も落ち、夏場に比べると餌への反応が鈍くなるのは毎年のことなのですが、餌の量や頻度の調整を行うのがなんとも難しい。

鳥羽水族館では2023年と2024年にスペングラーヤマガメが生まれ、この仔ガメたちにはコオロギと人工フードを与えています。


↑「摂餌良好?!」
夏場は代謝も上がり、ガツガツ餌を食べてくれますが、気温が急に下がったりすると首を引っ込めて、餌を食べなくなる日もあります。
変温動物である爬虫類は温度変化に敏感な為、季節の変わり目は特に注意を払わなければなりません。
調子が悪いのか、ただ単に気温が下がり餌を食べる気分じゃないのか、そこの見極めがなんとも難しいのです。その日と前日の気温の変化を気にしてみたり、餌の与え方を変えてみたり、日光浴をさせるか考えてみたり、、、
餌を食べない反応に対して色々な要因や対処法を考える必要があります。
日々変化する生きものたちの様子に焦らず、適切な対応がとれる引き出しの多い飼育係になりたいと思う秋なのでした🍁
【飼育研究部 りゅうざき】






