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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

オリヅルラン

オリヅルラン

日本の川ゾーン・田んぼ水槽の外側(外スロープ側)は農作業小屋をイメージした外装になっています。

ちなみに、この外装、飼育係のお手製です。

そして、その横には植栽用のポットがあるんですが、もう立ち上げから20年近く、上手く植物が育たない場所でした。

西日が当たる・乾燥する・夏は酷暑・冬は極寒という植物育成には最悪の環境です。

ふと、昨年、これならいけるかも、とオリヅルランを植えてみたんですが、上手く繁茂し繁殖用のランナーから子株をたくさん出す状態になりました。

オリヅルランは非常に頑強な性質をもつことから、グランドカバーにも使用される植物で、ランナーから出た子株の様子が「折り鶴」に似ている事から命名されました。

地中には水分を蓄える肥大した根をもち、乾燥にも非常に強いのが特徴です。

20年悩んでいたことが、やっと解決してほっとしています。

かみおか

 

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