3月になりました。
日中、温かさを感じる日もある鳥羽です。
水族館の前の海にも春への変化が見られるようになりました。
海中は陸上よりも一足先に季節が巡ると聞いたことがありますが、日々観察をしていると本当にそう実感できます。
上からでもよく見える海底にある岩の表面には海藻が伸びてきました。
茶色に見えるのはワカメでしょうか。
見かける魚の種類も少しずつ増えてきましたよ。
先日は、クサフグ、ヒガンフグ、クロダイを見つけました。
そうそう!体長1~2cmのボラの赤ちゃんの群れもいました。
夏になると成長したボラの大きな群れをみることもあります。
他には…『カブトクラゲ』を見かける日が増えてきました。時々スカウトもしています。
先日は『アカクラゲ』や『ドフラインクラゲ』も見ることができました。
これからの季節、岸壁で観察出来る生きものの種類はもっと増えていきますので今からとても楽しみにしています。
【飼育研究部 たかむら】