先日、いつもお世話になっている菅島の漁師さん(幸進丸)からキサンゴ類を頂きました。ひとまず予備水槽に収容です。。
今朝、水槽の底をふと見ると、何やら動く小さな貝殻(幅7㎜程度)を発見。おぉ!これはカイガラカツギの仲間ですね(カイガラカツギは二枚貝を背負うヤドカリの仲間です)。
マルミカイガラカツギPorcellanopagurus nihonkaiensisでしょうか。
残念ながら、この個体は右側の鋏脚がとれてしまっていますが、せっかくなのでへんな生きもの研究所で展示することにしました。
展示場所はこちらの水槽。オキゴンベ(写っていませんが)と同居です。
搬入直後はカワイイ顔を見せてくれていましたが、すぐに隠れてしまいました。
本種は元々、昼間は岩の隙間などに隠れる習性があるらしく、これだと、おそらく営業時間中に水槽内で見かけることは難しいかもしれません(すみません、展示になっていませんね)
【飼育研究部 森滝丈也】