先日報道発表したばかりの新種「ヤドカリスナギンチャク」。タイミング良く駿河湾で採集された個体が入手できたので、本日からへんな生きもの研究所で展示公開をはじめました。鳥羽水族館で展示するのは2年ぶりになります。
このスナギンチャクはヤドカリが背負う巻貝の上に付着すると徐々に貝殻を溶かしながら成長していき、最終的にはヤドカリは直接スナギンチャクだけを覆うという奇妙な生態を持ちます。水槽の中で生態が観察できれば良いのですが…
今回展示した個体のポリプは11本あります。
インパクトある姿は「へんな生きもの感」満載です。ぜひご覧下さい。
ヤドカリスナギンチャクの学名はEpizoanthus xenomorphoideus.
これは エイリアン(ゼノモーフ)に似た姿に由来しますが、確かに地球外生命のような雰囲気ありますね(笑)
【飼育研究部 森滝丈也】