今年は3月からコブシメの赤ちゃんの展示を始めました。
スクスクと大きくなり、現在の大きさは産まれた時の5倍くらいにまで成長しています。
毎年ですが、給餌するときに入れる餌の量やその大きさにいつもお客さんからびっくりされます。
「そんなに食べるんですか?」とか「そんな大きい餌をあげるんですか?」など・・。
そんなときは、すぐ近くの水槽の昨年うまれのコブシメ(成体)を見てもらって、
「1年後にはあの大きさにまでなるので、成長するスピードがとても早くて、食べる量も多いんです。」
と説明すると、みなさん納得してもらえます。
鳥羽水族館でのコブシメの寿命は1年~1年半弱なので、赤ちゃんと成体を同時に見てもらえる期間は長くて3ヶ月あるかないかくらいです。
今年はもう少しだけ見てもらえそうなので、コブシメの1年後の姿を観察できる貴重な今の時期にぜひ見に来てくださいね。
【飼育研究部 つぼんぬ】