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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

ハシキンメの産卵

釣りバカ飼育員つじです。

今年の二月にも産卵→孵化→育成の報告をしましたが、

本日も産卵が確認されたために報告します。

実は8/5にも小規模産卵はあったのですが・・・。

さて、ここで新たな発見。

今までは1~2月のが産卵期だと思っていましたが(あくまで水槽内の話)

今回のことで、8月という真夏にも産卵が確認されたために、年中可能性があるのでは?

とも思えるようになってきました。

そしてやはり不思議なことは、産卵シーンを誰も見ていないということです。

うーん。。。

普通はメスの放卵にあわせてオスが放精をおこなって受精卵に至るのですが、

どれが親魚なのかもわからないのです。

未受精卵であれば、メスが放卵のみおこなったのだなと検討がつくのですが、

それが毎回卵を回収して検鏡すると100%受精しているのです。。。

また、今日は粘着性の卵(複数の卵が連なった状態)が見られたので見てみると

正常に卵割が進んでいるのは右上の1卵のみ。

ということはやはりパラパラと1つぶ1つぶに独立している卵が良い状態であると解釈しました。

謎だらけで途方も無い感じがしますが、ひとつずつ解決していけたらと思っています。

飼育研究部 つじ

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