さきほど鳥羽水族館のマニアックな人気ゾーン「へんな生きもの研究所」で、飼育日記のネタにしようとテヅルモヅルを撮影していたら…
あれ、なんだコレ?またしても見たことのない、なんだかわからない生物を見つけてしまいました。
これは一体何でしょうか?
岩の表面に2個体が付着しています。
触手の感じからすると八方サンゴの一種に見えますが、キキョウの花のように開く軟体部と基部には固い骨格(非造礁性イシサンゴのような)があるような…
心当たりがありません。
いや、八方サンゴじゃない…かな?
正体がわからないのでさっそく研究者に問い合わせました。
すると、有名なクラゲ研究者さんから驚きの返事が…
何とこれは八方サンゴではなく、まだ名前が付いていない泳がないクラゲの一種だと思われる、とのこと(驚)
そしてこれは…
あ、これはニュース性が高そうなので、今回の飼育日記で公表するのはここまでとします。すみません。
きちんと調べて正式に公表できるようになれば、あらためて公表したいと思います。
それにしても。
この、へんな生きもの研究所では、水槽の中でガチで珍しい生物がどんどん見つかります。
「入れた」じゃなくて「見つかる」のよ、水槽で。
勝手にやって来るの。
何だかへんな生きものを引き寄せているようで、最近少しコワいです(笑)
なお、この不思議クラゲちゃんは、今は少し見えにくい場所にいるので、水槽内では探してもわからないかもしれません…
ご了承ください。
【飼育研究部 森滝丈也】