どうも平凡飼育員です。(理由省略、気になる人は過去記事読んでね)
現在フンボルトペンギンは換羽真っ只中です。私のことが好きな緑のアイル氏も誰かわからないくらいモコモコになるし、私への追跡も4,5歩で諦めるほどボーっとしたシーズンを送ってます。
特等席を取りに来た黄色の六連星ことスバル氏にも、普段は激オコなのに睨む程度で大人しくしている今日この頃です。
ペンギンは何かを触ったり掴む場合は嘴を使います。自分の身体に触れるのも嘴です。その証拠に古い羽が抜け落ちずに最後に残るのは嘴が届かない首周りとなります。
ところでペアのペンギンには毛繕いとは違うのですが似たような行動があります。嘴で互いの身体をカリカリするのです。
これにどんな意味があるのか、はっきりとは分かりませんが、個人的にはスキンシップの一部なのではと解釈してます。ちなみにこの行動は通年見られます。
このカリカリは互いの身体に触る為、換羽の助長に繋がるのですが、ペアの居ないシングルペンギンはマイセルフカリカリしか無いので比較すると換羽スピードが少し遅いような気がします。
緑のアイル氏はシングルペンギンです。
私は彼女に対してフリータッチなので、こんな感じで抜こうと思えば抜けるのですが、自然の摂理に反するので見守ることにします。
【飼育研究部 つじ】