釣りバカ飼育員つじです。よく思ったら、この日記でもツイッターでも、
イカが好き!っとはあまり言って無かったですね。。
はい、イカ好きです。「イカ様飼育員」です。誰もだましませんがw
さて、昨日の深海底引き網で、いろんなイカが取れました。
底引きなので上がってきたときには☆になってしまっているのが
残ねんですが・・・。さて、このイカ。
外套に2本の帯が入るイカ。ギンオビイカと言います。
図鑑によると、面白いフレーズが。
「墨の代わりに発酵液を吐く」
っとされています。
ゾクッとするでしょ!?っというわけでさっそく見てみました。
外套を開いて、中央の銀色の墨袋を取り出します。
この状態で部屋を暗くして刺激してみました。
結果は・・・ジワっと青白く光りました。
本当に弱い光だったので写真はないです。スンマセン。
私の予想では墨が光るのか?と思っていましたが、
光ったのは上記画像の右側の白い部分。
顕微鏡で見てみると・・・
きれい・・・。外部形態の銀の帯と似ていますね。
少し潰してみました。
少し光ってるか?
っとまあこんな感じでした。
今回解剖してみて、予想ではありますが
「スミの代わりに発酵液を吐く」ではなく、
スミに発光物質を混じらせているのでは?
っと考察しました。
こういうことを、7/13オープンのへんな生き物研究所で
だしていけたらいいなと思っています。