どーも、釣りバカ飼育員のつじです。
さて釣りバカ日記です。
みなさんはクロダイという魚を知っていますか?
日本中ほとんどの海域で見られる昔からなじみ深い魚です。
東では「クロダイ」、西では「チヌ」と呼ばれています。僕はチヌの方がしっくりきます。
さてこのクロダイですが、なんでも食べます。
小魚、貝、ゴガイ類、トウモロコシ、スイカの皮・・・すごいでしょ!
これだけ雑食だと、釣り方もたっくさんあります。
で、私はもちろんルアーで釣ります。そのルアーがコレ。
ポッパーという種類のルアーで、
このように水面に浮いて、カップ状になった口でポッコ、ポッコと
音を立てて進みます。ということは、水面までクロダイをおびき寄せて
食わせる、なんともスリリングな釣りなのです!(トップウォーターゲームっていいます)
さて、このトップウォーターゲーム。どこでも釣れるっていうわけではありません。
じつは、クロダイが水面を意識する水位に限度があります。
それは約2~3m以浅です。(僕の経験上)
さて、前置きがかなり長くなりましたが、ここ1カ月で発見したことがあるので以降に述べます。
約2~3m以浅ってことは、浅いとこ狙ったら釣れるんだろ?っと、そう簡単ではないのです。
ここで、キーポイントになるのが「群れ」です。この群れができるメカニズムに着目します。
基本的に海の中は潮流(ながれ)があります。
そこに、海底の起伏が混じると、図のように「ながれ」の
速いところと、遅いところが出来るのがお分かりでしょうか?
魚は流れがあるとソレに逆らって、頭を向ける傾向があります。
これが「群れ」ができる瞬間です。ようはみんなマエナラエした状態。
この時はクロダイはルアーに見向きもしません。
なぜなら、一匹だけ抜け出して餌を食べるのは怖いからです。
じゃあ、群れになってないときは?そうです。
流れが遅いときには、バラバラな方向を向いているため、群れではありません。
この時がルアーを追いかけるときなのです。実際の写真を載っけます。
赤丸の部分が流れが速いところ。その手前と奥が流れがゆるいところ。
水位・流れ・群れ この三つの条件が揃うと、
釣れるんです。 クロダイ2に続きます!