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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

今年も健康でありますように!

今年も健康でありますように!

現在鳥羽水族館で飼育しているイルカはスナメリ10頭、イロワケイルカ4頭です。その多くが高齢で中には20歳を超えるイルカもいます。そのため、日々の健康管理がとても重要でイルカたちの健康状態を把握するために定期的に血液を採って(採血)、健康診断を行っています。

血液検査に使用する血液は獣医師とトレーナーが協力してイルカへの負担が少なく、安全に実施するために尾びれの血管から採血をします。検査項目は自動血球計算機を使用して白血球数、赤血球数、ヘモグロビン濃度を測定します。白血球が増えていれば感染症にかかっているのではないかと、赤血球数減っていれば貧血の状態で体のどこかで出血がおきているのではもしくは赤血球を作る働きに異常があるのではないかと疑います。また生化学自動分析装置を使用して肝臓や腎臓の機能を調べることで病気の早期発見や治療方針に役立てています。

更に繁殖に関係する性ホルモン濃度の測定は外部の検査機関に測定をお願いしています。

また耳には聞こえない超音波を体内に送り、臓器から反射して戻る音を画像化して、体の中の状態を調べるエコー検査を行う場合もあります。

ただ血液検査の結果からだけで病気を見つけ出し、診断することはとても難しく、毎日のイルカの様子や摂餌量に変化がないかを確認することもとても重要です。できることならイルカと会話して体の状態を教えてもらいたいです。

【飼育研究部 とーみん】

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