これは4月の沖合い底引き網採集で採ってきたクモヒトデの仲間。
尾鷲沖の熊野灘水深330mで採集しました。3年前に続いて2回目の採集ですね(前回は385-436mで採集した沈木に付いていました)
種類は特定できておらず、現在調査中。
種類を特定するには標本にして細かな部分を観察しなければいけないのですが、生きている時にしか知ることができない情報も大事。というわけで、このクモヒトデはへんな生きもの研究所のアパート水槽3号室で展示しています。隠れていることが多いですが、時々ガラス面を登っています。
ガラス面を登るのでウラ画像もバッチリ!裏側(口側)アップをどうぞ。
いやぁ~格好良いなぁ。口の周辺を精査すれば、ある程度種類の絞り込みができます。
クモヒトデは細かな部分の造形美がすばらしい!感嘆します。
【飼育研究部 森滝丈也】