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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

ヒガイを展示しました

前回の沖合底引き網採集で私自身初となるヒガイを水深150mで採集しました。

おそらく生体展示は当館初記録。現在、へんな生きもの研究所でひっそり展示しています(クマサカガイ水槽)

ヒガイは貝殻の水管部が管状に伸びた姿が特徴的で、なかなか美しい。貝の収集家にも人気が高いようですね。

生きた姿で面白いのは、ふだんは貝殻が外套膜に覆われていること。外套膜の模様は好みの分かれるところであると思いますが、私は好きですね。

そして軽く刺激を与えると、外套膜をスッと引っ込めていきます。

この反応が個人的にツボです(笑)

ヒガイはウミトサカの仲間を食べるそうで、一緒に採集したクリーム色のウミトサカを食べるのでは…と期待していますが、今のところ摂餌は確認できていません。

美しい貝なので、できるだけ長く展示できれば良いのですが。

【飼育研究部 森滝丈也】

 

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