顕微鏡のわきでクマムシを飼育しています。
作業の合間にぼんやりクマムシを観察していると何だか穏やかな気分になります(基本的にいつも穏やかですが)。
クマムシは水族館前の歩道脇のコケの中にたくさん潜んでいます。歩道の掃除ついでに採集してきます。
よく見かけるのは体長0.2-0.3㎜のクマムシですが、今日も昼休みに観察していてとりわけ巨大なクマムシを見つけました!
体長0.8㎜!肉眼でもなんとかわかる巨大なクマムシの正体は…オニクマムシ Milnesium tardigradum (画像右が頭部)
オニクマムシはクマムシ類では少数派の肉食性種で、ワムシやセンチュウ、他のクマムシ類までも食べてしまうそうです。
体長は日本産のクマムシ類の中では最大クラス。
とは言え、頭部を拡大すれば、つぶらな瞳がなかなか可愛い。
こちらはお腹側から見た画像。
ジタバタしている姿に萌えますね。
この仲間は陸生種ですが、水の中にすむクマムシもいるので、いつかそれも観察して紹介できればと思っています。
追伸)館内にも色々なコケが生えている?場所があるので(笑)こっそりクマムシ観察してみようかと思ってみたり…