鳥羽水族館では1963年からスナメリ飼育を開始し、今年で63年が経ちました。現在、飼育しているスナメリはメスが5頭とオスが5頭の合わせて10頭です。
メスは2年に1回の頻度で1産につき1仔の赤ちゃんを出産すると言われているので、今年の繁殖期(春~夏)にうまくメスのスナメリが妊娠すれば妊娠期間は通常約12か月ですので、来年、小さな命が誕生することになるかもしれません。もちろん赤ちゃんは水の中で生まれてきます。鳥羽水族館の出産をさかのぼってみると3年前の2023年10月に誕生したロコの出産が最後で今日に至っています。カップルが成立するのはなかなか難しいのかもしれません。これまで自分は出産を見たことがないので、もし妊娠したら実際にお母さんのスナメリから生まれてくる瞬間や泳ぎながらお母さんのおっぱいを飲む赤ちゃんをぜひ見てみたいです。きっと感動してしまうと思います。

これまでに鳥羽水族館では25例以上の出産実績があり、国内最多の繁殖数を誇ります。
スナメリは国内の水族館で出産率が低いとも言われており、個体数の減少が心配されている種です。子育ては大変なイベントですが、出産には多くの期待がかけられています。これからも鳥羽水族館で元気でかわいいスナメリが見られるために、ぜひ皆さんも応援してください。
【飼育研究部 とーみん】






